今後20年間のジェット旅客機需要予測
今後の世界のジェット旅客機需要については、ボーイングやエアバスといった航空機メーカーであったり、国などが予測し、公表しています。
日本では、日本航空機開発協会(JADC : Japan Aircraft Development Corporation)が予測を出しています。
http://www.jadc.jp/files/topics/143_ext_01_0.pdf
今後20年間でジェット旅客機数は約1.7倍に増加すると予測されており、航空機業界が成長産業であることが伺えます。
(JADC資料より抜粋)
特にアジアの人々に所得の増加による旅行需要の増加が大きく寄与していくとの予想です。
世界がどんどん身近になり嬉しい反面、個人的には本当にここまで伸びていくものかと若干疑っています。
IT技術の発達で他の国の人とも簡単にWeb会議やビデオ会議ができるようになりましたし、VRなども今後ますます発展していくと思います。
Web会議でFace to Faceと同レベルの会議ができるなら、わざわざ出張しなくともWebで済ませてしまうでしょうし、高いお金を払って何十時間も移動して海外の観光スポットに行かなくても、VRで行った気分になれれば十分という人も一定数出てくると思います。
観光客はまだしも、ビジネス客は段々と減っていくのではないでしょうか。
話を戻しますが、旅客機需要予測はボーイングやエアバスでも少しずつ異なります。
需要予測と言いつつ、各メーカーの意図も反映されたものになっているんでしょうね。
それぞれ眺めてみると、それぞれが力を入れていこうとしている部分の違いが見られて面白いと思います。
気が向いたら見てみてください。