航空機エンジニア KOH’s Room

航空機エンジニアが飛行機のことや思ったことなどを書いていくブログです。

損傷許容性設計

損傷許容性設計という言葉を知っていますか??

飛行機は損傷許容性設計が適用されています。
難しそうな言葉ですが、読んで字の如く、『損傷』を『許容』しているのです。
簡単に言い換えれば、『傷などのダメージを許している(あっても大丈夫)』ということです。

飛行機の製造中や運行中などに起こり得るダメージを予め想定し、それらを考慮して設計しています。

車などの製品がどこまで考慮しているのかわかりませんが、安全性を第一に考えた設計の思想ですね。

航空機事故の歴史と共に、段々と改良されて、今日に至ります。

詳細はまた別の機会に書きます。
今日はこの辺で。